●透き通った蜂蜜色の天然石で偉大な自然のパワーを呼び覚まし大きな勇気を与えてくれる天然石です。身体や心を暖める効果もあります。
古代ギリシャでは、太陽が固体化したものと信じられていました。
●太古の時代に松柏科の針葉樹の樹脂が地中で化石化した物です。石の中には、固まる時 に周りにいた昆虫や植物が閉じ込められたものもあります。
琥珀中のそれらは保存状態が良く、当時を知る貴重な手がかりとなっています。
アンバーは昆虫などの内包物により価値が高まるとされています。
また、映画ジュラシックパークでもアンバー(琥珀)の中の蚊がとりだされていました。
仏典によっては七宝のひとつに数えられるときもあります。
●アンバー(琥珀を)火にくべると心地良い香りを放つので、西洋ではお香としても使われていました。
●硬度が低く、爪でも傷つくので取り扱いには要注意です。
●プラスチック製琥珀イミテーション(plastic made amber simulant)と琥珀の簡単な見分け方のひとつは、飽和食塩水を使用します。
裸石にしかできません。
●方法は、飽和食塩水に沈めます。琥珀は浮き、プラスチックの琥珀イミテーションは沈みます。
これは比重の違いを利用しているといえます。
飽和食塩水の比重は1.13。琥珀は1.08程度なので浮きます。プラスチックの比重は、
例外もあるが( 通常1.20-1.30の間)沈むというわけです。
●産出国は、ドミニカ共和国、バルト海沿岸、、ルーマニア、ドミニカ、ミャンマー、イタリアなど。日本では岩手県久慈市。
屈折率:1.54
硬度:2~2.5 (ダイヤモンドが10)
比重:1.08(飽和食塩水に浮く)