●色:青紫、群青色
●宝石の言葉:高貴、健康、邪念を取り除き、幸運をもたらす。全体的な運を強くする。
●ラピスラズリは「石」ラズリは「青」という意味で、ラピスラズリの組織や色は石によって違うが、良質な物に共通しているのは、深みのある濃青色と、白色の方解石と真鍮色の黄鉄鉱(金粉)を撒き散らしたような模様の石です。
●古代から夜空の星をイメージして「天の石」とされ「天の石」はいつしか「神の石」として扱われるようになり、モーゼの十戒を刻んだ石版もラピス・ラズリであったといわれています。
日本でも七宝の一つとされています。
●最高品質のものはアフガニスタン産で、ツタンカーメンの面など昔から様々な美術品に使われてきました。
●アルゼンチンでも高品質のものが産出されます。
旧ソ連やチリのラピスラズリは色が淡い青色、アメリカ産は色が濃く、カナダ産は明るい青色をしています。
●硬度が低いので傷がつきやすく、また、シンナー系の薬品にも弱い宝石です。
●ラピスラズリのイミテーションは、一般に、着色したジャスパーに銅でインクルージョンをつけたものです。
硬度:5.5 (ダイヤモンドが10)
産出国:アフガニスタン、ロシア、チリ、アメリカ、カナダ